看護部長 中野 久乃
仲本病院は慢性期の療養型病院です。
「私たちは、すべての患者様に安全で質の高い医療を提供し、地域の人々に貢献します」をミッションとしており、地域から信頼され必要とされる病院を目指しております。
自分が病んで病院に来た時、職員にどういう態度で接してほしいかを常に考え、皆さまがこの病院に来て本当に良かったと思える療養生活のお手伝いをしたい、そして接していきたいと考えております。
また、仲本病院では職員間の思いやりや連携を大事にしたいと思っており、それもまたより心を込めたサービスの提供につながると考えております。
当院では、患者様へ良いと思ったことを実現するためのチャレンジを続けております。
現在、安全快適な療養環境とサービスを提供するため (1)口腔ケア (2)排泄ケア(コンチネンスケア)(3)排便コントロールケアの3つのケアを強化しています。
口腔ケアでは従来のケアに加え新しい手技などを導入し、肺炎予防に努めています。また、排泄ケア(コンチネンスケア)や排便コントロールにも新たに取り組み、退院後の患者様個々の生活を見据えたケアの実践に力を入れています。それらを通して職員の知識・技術・感性が高まることで質の高い看護の提供へ繋がると信じています。
3階病棟は、機敏なベテランスタッフが多く、スタッフの顔を見るだけで患者様やご家族様にも安心して頂き、皆様の心を癒すことができる看護を実践しています。
2階病棟は、新たなスタッフを含め、新しい企画に取り組んでいます。柔軟性があり、新しいことにも果敢にチャレンジしていける行動力があります。
当院外来では、問診だけでなく患者指導にも力を入れており、それらを通じ患者様との出会いやコミュニケーションを大切にしています。看護師には「こっそり本音が言える」という信頼関係が築けるベテランの看護師が、穏やかな雰囲気を醸し出しております。お帰りの際には「ここに来てよかった」と感じて頂けるように、感性の豊かな看護を心掛けています。
一人でできないことも仲間となら支えあいできることがある。
私たちは、仲間を助け尊重し合い、お互いの成長を喜べる関係であることを目指します。
患者様に対してのチーム医療の一員として、他職種と連携して情報交換、治療参画できる環境です。
入院時の持参薬確認、入院中の服薬管理状況に合った調剤、退院時は安心して服薬できるよう情報提供しています。
病棟では他職種連携して情報交換を行ないながら、より安全に、安心して治療を受けて頂けるよう、配薬カートへのセット、薬の確認、説明などを行なっています。
当院では「簡易懸濁法」を導入しており、効果的に安全に服薬できるよう努めています。
臨床検査室では、患者様の病気の原因を調べるためや治療の効果を確認するために検査を行なっています。
検査を行い得られた情報を正確かつ迅速に臨床の現場に提供することを業務としています。
臨床検査は日々進歩を遂げ、最新の技術と精度の高い検査結果を求められ、常に患者様の診断や治療に貢献できるよう努力を続けています。
血液の一般検査は50分前後で当日結果を出すことができます。
放射線科ではX線を利用したCT検査、一般撮影検査、超音波を用いて腹部エコー検査を行っております。
画像データはデジタル化され、現画像、過去画像とも院内の各電子カルテ端末で参照、確認でき、診療に大いに貢献しております。
検査を安心して受けていただくため、思いやりと親しみやすさをモットーに日々努めております。
16列マルチスライスCT
レントゲン室
臨床検査は大きく分類すると、患者様から採取した血液や尿などを用いて調べ得る検体検査と、患者様に直接触れる心電図や呼吸機能検査を行う生理機能検査に分かれています。
多列CT装置の導入により、高速での撮影が行なえ、短時間、広範囲の検査が可能です。また、薄いスライス厚での撮影により、小さな病変を描出できます。さらに、最新の被ばく低減技術により、患者様の体格に合わせた少ない線量での検査を行います。
胸部撮影を主として、手足、腰等の骨全般のX線撮影を行ないます。
手指で骨密度を測定し、骨粗しょう症(骨のもろさ)を診る検査です。
主に肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、膀胱(尿のたまった状態で)などを診る検査です。食事の影響を受けますので空腹で行ないます。
ミキサー食は市販の粘剤等は使用せず、自然の食材だけでとろみを付けることで、美味しく頂け、経口摂取が永くできるように心がけると同時に、患者様や御家族の希望を聞き入れ、家庭的な食事で喜ばれるよう努めています。
地域連携室の職員は、室長(看護部長)、医療ソーシャルワーカー(3名)で構成されています。
わたくしたちは、患者様と地域の医療機関をつなぐ窓口となっております。
地域の医療機関との連携を強化し患者様のスムーズな受診・治療・医療相談、退院後の転医先の紹介などに努めております。
常に親身で丁寧な態度で接し、分かりやすい情報提供や相談を通して、皆様に安心して頂けるよう心がけています。
看護師・医療ソーシャルワーカーが入院に際して具体的な相談をお受けいたします。また、地域の医療機関のみならず、一般の方もお気軽にご利用いただけます。
サポート窓口:
TEL 098-885-3334
FAX 098-885-1212
医療ソーシャルワーカーが、退院後の安心した生活を実現するために、親身になってご相談をお受けいたします。
少しでも安心して治療にのぞんでいただけるように、使える保険や制度など、医療ソーシャルワーカーが親身になってご相談をお受けいたします。また、相談者が使える制度の申請などの業務をお手伝いさせて頂きます。
事務部は、受付窓口業務から会計窓口業務、職員の給与や経理、施設管理行など幅広く業務を担っています。
また、受付窓口では来院された患者様やご家族の皆様に最初にお会いするため、丁寧な窓口対応や患者様やご家族が安心できるよう笑顔で接するよう心がけています。
受付から会計、請求を担当する受付窓口業務、職員の勤怠管理や給与計算など人事全般に関する業務、経理業務、電子カルテ運用管理に関する業務ならびに施設管理全般に関する業務など、一人二役、三役と少数精鋭で事務全般の業務にあたっています。
Copyright c 2018 nakamoto hospital All rights reserved.